YOHAKU :どうも、YOHAKUです。
前回に引き続き、食育スペシャリストのとけいじ千絵さんにお話を聞いてきましたよ。
なんでも、おだしは子どもの味覚の教育にぴったりだそうな...?
それではどうぞ。
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0歳からでも、今からでも
YOHAKU : とけいじさんは、日本の食文化・おだしの大切さも発信されています。 おだしの美味しさを子どもに教えてあげる「適齢期」ってあるんですか?
とけいじさん(以下、とけいじ):はい、おだしは日本の偉大な食文化でもあり、おだしの美味しさがわかると塩分を抑えることもできるため、味覚学習の意味でも大切だと捉えています。適齢期をしいて挙げるとしたら「離乳期」ですが、何歳からでも、大人になってからでも味覚を磨けます。離乳期が適齢期のひとつというのは、その期間に頻繁に与えられていたものは大きくなっても習慣的に口にするようになるから。このことを裏付ける研究もあり、おだしについても触れられています。
※ やみつきを支配する旨味の科学http://kinkiagri.or.jp/activity/Lecture/lecture21(090618)/2fushiki.pdf
▲ 受け継いでいきたい、日本の食文化。
とけいじ:私の実体験もお話ししますね。保育園の給食監修をさせていただくことがあるのですが、味覚教育という位置付けで、0歳から2歳向けの給食におだしや苦味のある野菜なども積極的に導入しています。これを例えば3歳や4歳から導入すると、給食の様々なメニューを「美味しい」と感じられず、食べられないものが多いお子さんも多く見られるようなんです。離乳期におだしや野菜の自然な美味しさを覚えられると、早くから繊細な味覚を持てるということですね。
YOHAKU :ほうほう、0歳から… どおりで私はグルメなのか...
とけいじ:また、美味しさを感じるには「香り」が深く関係します。香りの良し悪しの判断は言葉でもインプットされるので、前回お話ししたように言葉がけは大切にしたいですね。たとえば、バラが「良い香りだね」と教えられれば好ましい香り、「あまり匂いが良くないね」と言われれば好ましくない香り、と学習します。おだしの場合、お子さんがその魅力に気づけるよう「ふんわり甘い香りだね」「おさかなの香ばしい香りだね」など、ぜひ香りに関する声がけも行ってみてください。
▲ 「味覚磨き」は、0歳からでも、大人でも。
美味しさの黄金比
YOHAKU :YOHAKU Dripも、素材本来の味や香りを大切にしています。 飲んでみられて、どうでした…?
とけいじ:「めちゃめちゃ美味しい!」が第一印象です。これまでも日常的に他のおだしは飲んでいたのですが、すこし物足りなくて調味料を足すことがありました。YOHAKU Dripはそれが必要なかったのが驚きでした。
「はたして、普通のおだしと何が違うのか??」と考えたときに、抽出に必要なお湯の量や、抽出時間が最適に定められているのがポイントなんですね。150mlのお湯を注いで、1〜2分浸すわけですが、美味しいと感じる濃度がばっちりです。
あと、パッケージを開封したときも豊かな香りが立ち上って…「はっ」と感動するレベルです。美味しさは味と香りがセットだとお話しましたが、こんなにカンタンなのに、両方をしっかり感じられるところはすごいですね。
YOHAKU:いやぁ、そこまで褒めてもらえるとは… こだわった甲斐があったなぁ。
「味覚の教材」?!
YOHAKU :YOHAKU Dripは、思いのほかお子様にも人気で。おすすめのYOHAKU Dripの楽しみ方なんて、ありますかねぇ。
とけいじ :離乳期の頃は、やわらかい旨味と昆布の味が特徴的な「まぐろ節」が断然おすすめです。昆布にはグルタミン酸といううま味成分が含まれているのですが、実は母乳も同様の成分を含んでいるんです。そのため、グルタミン酸になじみ深い離乳期はおだしの味わいも本能的に感じとることができるのではと思います。
幼児期になったら「3種類の飲み比べ」をさせてあげることもできますし、YOHAKU Dripは良い「味覚の教材」になるかもしれませんね。このとき、最初からそれぞれの味の違いを判別できなくても問題はなく、味や香りに意識を向けさせることを目指してみてください。むしろ、口に入れた瞬間に何の味かが判ってしまうものは味覚の成長にならないのです。飲み続けさせてあげて、徐々に味が理解できるようになるくらいで良いでしょう。
▲ おやおや。まぐろ節でリラックスしたのかな
また、幼児期以降には、大人と同じ食事を取り分けて食べる機会も増えてきますよね。例えば外食などで味が濃いものが続く場合に、YOHAKU Dripはお出かけや旅行にも持って行きやすいので「味覚をリセット」するために飲んでみるのも良いかもしれません。
そんな風に、YOHAKU Dripは離乳期からの味覚教育の味方としてピッタリですので、例えば1歳バースデーにギフトとして贈るのも、喜ばれるかもしれませんね。
▲ 素材本来の味を、飲み比べ。
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YOHAKU :ふむふむふむ… 目から鱗、舌から鱗です…
YOHAKU Dripが味覚の成長のおともになり、日本の食文化を支えられれば… ヨハハハハハハ。
それではまた。
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【今回お話を聞いた人】
とけいじ千絵さん :
フードアナリスト/食育スペシャリスト。「審食美眼(=食に対する審美眼)を磨き、彩りある食生活を」をモットーに、『審食美眼塾』を主宰する、食のスペシャリスト。現在は、大手企業のコンサル業務、セミナー講師、保育園給食監修をはじめ、各種メディアで活躍中。
WEBサイト:https://www.shinshokubigan.com/
SNS:https://www.instagram.com/chietokeiji/